雑誌「WAW」 / エドガル・ボンク(Edgar Bąk) / アップタウン財団(Fundacja Uptown)、ノヴィ・テアトル(Nowy Teatr)出版 / エドガル・ボンク(Edgar Bąk) イラストレーション

雑誌「WAW」は、ワルシャワの文化を紹介する地元誌である。

内容とフォルムは均しく重要であるという編集長らの前提に基づき、雑誌製作でグラフィックデザイナーの役割は非常に重視された。レイアウト担当はエドガル・ボンク。

表紙の題名「WAW」のフォント・デザインはこの雑誌のために特別に作られたもので、ワルシャワ市内とある道端にある「時計修理工」のネオンがモチーフになっている。この独特の書体は、ワルシャワとこの街のビジュアルカルチャーから生まれた、いわゆる「ヴァナキュラー(その土地特有の)」トレンディな活版印刷フォントのデザインの一例である。「WAW」のもう一つの特徴は、文字の大きさが不揃いで、文字間隔を広く取った見出しである。この見出しは、道路脇の情報板でかつて使われた歪んだ書体を思い出させる。こうして、興味深く、予想を超えた、知的で、読者に媚びないデザインが作り出された。